眼精疲労・仮性近視にも有効

臨床で明らかになったブルーベリーの効果

海外で高い評価を受けているブルーベリーですが、日本では昭和医科大・眼科学研究室が、健康成人に対し眼精疲労による調節力、動体視力及びフリッカー値において有意な改善効果を報告しているのみで、眼精疲労を訴える患者を対象とした研究はこれまで報告されていませんでした。そこで、医薬品の受託試験を専門とする総合医科学研究所(大阪市中央区、TEL:06-208-2011)が、眼精疲労を自覚する20人の患者を対象に、プラセボを対象とした二重盲験クロスオーバー法による群間比較試験を実施したところ、眼精疲労の防止にも極めて有用であることが判明しました。

眼精疲労に顕著な改善効果

眼精疲労自覚症状のうち、(1)目が疲れる(2)目がかすむ(3)肩・腰がこる(4)物がちらついて見える(5)イライラする(6)頭が重い の6項目で、ブルーベリー投与群がプラセボ投与群に比較し有意に改善効果を認めたと報告しています。
中でも(1)目が疲れると(3)肩・腰がこるのふたつの症状については、ブルーベリー投与群において顕著な改善効果が示されました。

高い安全性、さらに近視・乱視・仮性近視予防にも有望

4週間投与を行った全例において副作用や悪化例が見られなかったことは、ブルーベリーの高い安全性を示しています。また、患者の意思により4週間定期的な服用を行わなかった症例にもおいても、副作用によって中止した症例はなく、安全性についても高く評価できるものと考えられています。慢性的な眼精疲労が、近視や乱視のリスクファクターであることは疑いのない事実ですが、この試験において、ブルーベリーが眼精疲労の予防及びその治療において極めて有用であることが判明したことからも、受験生やVDT作業者など慢性的に眼精疲労を起こしやすい者にとって近視あるいは乱視の予防に有用であり、また、仮性近視の治療としても有効な手段となりうることが示唆されています。