アントシアニンの生理活性作用

ブルーベリーエキスの成分の生理活性物質としては赤色色素成分であるアントシアニン配糖体 (Vaccinium Myrtillus Antocyanoside-VMA)が知られています。これは5種のアントシアニンに3種の糖がそれぞれ1個結合したもので、それぞれの組み合わせにより15種類が確認されています。
アントシアンはブルーベリーだけではなく紫色をした果物や野菜、たとえばブドウの巨峰やナスなどにも含まれています。ただしアントシアンは果皮と果肉の間にある成分なので、巨峰も皮のまま食べなければ摂ったことにはなりません。現在までに明らかになった生理機能はつぎの通りです。
  • ロドプシンの再合成促進
  • 毛細血管保護作用
  • ビタミンP様作用(毛細血管強化作用)
  • 抗潰瘍活性作用
  • 循環器系機能の改善
  • 抗炎症作用
  • ラジカルスカベンジャー活性作用

すでにヨーロッパでは医薬品に。アメリカではハーブとして定着

イタリアでは、1976年にブルーベリー製品が医科向けの医薬品として承認され、現在も、眼科、血管障害疾患の治療薬として使われています。現在では、イタリアのほか、フランス、スイス、スペイン、ニュージーランド、韓国など数カ国で、医薬品として許可されています。

  • Tegens(イタリア)
  • DIFRAEL(フランス)
  • Antocin30(イタリア)
  • Memovisus(スペイン)
  • STRIX(ニュージーランド)

また、アメリカでは、ブルーベリーが、アイケア健康食品としてハーブ製品のベスト5にランキングされています。
日本では一昨年ころから、目の栄養素として注目されてきました。